新たな技術開発や、様々な法律制定による企業責任の厳格化など、企業を取り巻くリスク状況は複雑多岐にわたります。
このような社会環境の中、経営のかじ取りをされる経営者の皆様にとって、企業リスクコントロールは頭の痛い問題です。
リスクマネージメント
リスクマネジメントの目的は、企業を支える「資産・活動・稼働力」を保護して、最低の費用で企業にとっての不利益を 軽減・除去するところにあります。
企業にとっての不利益
- 財産損失
- 売上損失
- 人的損失
- 賠償責任の負担
- 企業イメージの損失
対策の打ち方としては、大きく分けて2つあります。
リスクコントロール
リスクを回避
極端な例ですが「飛行機は墜落する可能性があるから乗らない」ということ。
リスクを低減
例えば「生卵をそのまま袋には入れず、ケースに保管してから運ぶ」ということ。
リスクファイナンシング
リスクを保有
事故が起きた時のために、リスク準備金(保有資金)から取り崩して対応できる状態にしておくこと。
リスクの移転
例えば自社資産を保有(所有)するのではなく、リース契約や業務の一部を外部委託すること。
保険契約の締結もリスクの移転に該当します
保険を活用してリスクの移転をすると一口にいっても、非常に多くの保険があります。
代表的なものだけあげても、火災保険・店舗休業保険・動産総合保険・機械保険・建設工事保険・賠償責任保険・自動車保険・傷害保険・貨物保険…キリがありません。
長い企業活動のなかで様ざまなリスクを想定し、色々な保険を活用してリスクをコントロールされておられる経営者様が多いことと思いますが、弊社がお付き合いさせている皆様の中には、 長い間に補償がかぶってしまったり、間接的にコントロールした方が合理的なリスクを、直接的な保険で手配をされているお客さまも少なくありませんでした。
個々のリスクをどのような手法でコントロールするのかは、ケースバイケースですので、是非一度お気軽にご相談いただければと思います。